【アデライン、100年目の恋】ネタバレや感想、名言をご紹介!

ファンタジー

Gossip Girlの主役:セリーナを演じ、一躍有名となったブレイク・ライヴリーの主演映画、【アデライン、100年目の恋】についてご紹介します!

主人公アデラインの結末や、劇中で心打たれた名言など私目線で書かせていただいておりますので、是非参考にしてみてください!

アデライン100年目の恋の感想は「意外とよかった」

失礼ながら、ブレイクライヴリー見たさにこの映画をみたので、タイトルからしてあまり私好みの映画ではなさそうだな~・・・と思っていたのですが、意外とよかったですよー!

当時「ゴシップガール」にはまっていた私は、内容もおもしろいのですが、セリーナ演じるブレイク・ライヴリーが目の保養となっておりました。(笑)

iPhoneのカメラロールもブレイク・ライヴリーで埋め尽くされ(笑)、もっと彼女の作品をみたいな~、と思っていた矢先の映画だったので、とても楽しみな反面、正直「内容は期待しない方がいいな」と見くびっていたのですが、見終わったあとは何とも言えない幸せな気持ちになり、そばにいる人を大切にしたいな、と思える作品でした。

ファンタジー要素が苦手な方でも、あまり抵抗なく楽しんでいただけると思います。
そして、とにかく期待通り、ブレイク・ライヴリーが美しすぎて、同性でもうっとりいたしました・・・。

1分ちょっとでも、ブレイク・ライヴリーの美しさに共感いただけると思います。
↓トレーラーをどうぞ。




アデライン、100年目の恋の結末は?

このお話は、ある事故をきっかけに年をとらなくなった女性が、一人の男性に出会い、100年の年月を経て、自分の人生を取り戻す物語となっております。

事故がきっかけで時がとまってしまったアデライン

車での事故がきっかけでアデライン(ブレイク・ライブリー)は29歳のまま、老いない体になってしまいました。いわば、不老不死です。

一瞬、不老不死なんて最高!と思うかもしれませんが、よく考えるとそうでもないんですよね…。

先に夫が他界したこともあり、次の恋をしたくても長くは続かないということ、娘が自分よりも先に死ぬということ、周りから怪しまれないよう一定期間が経てば名前を変え、居住地を移さなければならないこと、政府に知られると研究対象として、恐らく自由はなくなるだろうという恐怖。

好きな人ができても、いつも真実を告げる前に姿を消します。アデラインの真実を知っているのは自分より年老いた娘、フレミングだけなのです。

とても辛い人生ですよね。

運命の出会いがアデラインを迷わす

大晦日のパーティーでエリス(ミキール・ハースマン)とジェニー(アデラインの偽名)は出会い、エリスは必死にジェニーを口説きます。

ジェニーもエリスに惹かれていきますが、自分の秘密のこと、愛犬が亡くなったことで感情的になり、エリスの想いを突き放してしまいます。
これ以上、大切な人に先立たれる辛さを味わいたくなかったのかもしれませんね。

娘のフレミングは、自分が先に死ぬことからアデラインを心配し、エリスとの恋を応援します。アデラインを、母のことを受け入れてくれる人が現れると信じ、幸せになって欲しいと心から願っているのです。

ジェニーは自分のエリスへの態度が愚かだったと気付き、エリスの元へ向かいます。
エリスと和解し、エリスは週末に両親の結婚40周年のお祝いにジェニーを誘うことに・・・。

信じられない再会

エリスの実家に招待されたジェニーは、ここでとんでもない再会を果たしてしまいます。
エリスの父、ウィリアム(ハリソン・フォード)はかつてアデラインと付き合っていたのです。あまりにもジェニーがアデラインと瓜二つであることから、ウィリアムは驚きを隠せません。そしてジェニーも。

かつてウィリアムは、アデラインにプロポーズをしようとしていました。ですが、待ち合わせで小さな箱を持っているウィリアムを遠くでみたアデラインは、状況を察し、別れも告げずに姿を消してしまいました。
その時のアデラインの気持ちも、ウィリアムの気持ちも、考えると胸が張り裂けそうになりますね・・・。

アデラインはジェニーの母親、という嘘でその場を乗り切ろうとしますが、ジェニーの手の傷からウィリアムは、ジェニーはアデラインであると確信をしてしまいます。
ウィリアムに真実を知られてしまったジェニーはまたしても、エリスの前から理由も言わず、逃げるように姿を消し、エリスは後を追いかけます。

ジェニーは動揺から車で事故を起こしてしまい、命はとりとめましたが、目が覚めたときにエリスが傍にいてくれて、自分にとって誰が一番大切か、何が一番大切かを知り、遂にエリスに自身のことを話す決意をします。

そして、ウィリアムもアデラインとの再会で当時の気持ちが蘇り、動揺はしましたが、昔の切ない思い出より、40年連れ添った妻がかけがえのない存在だと、改めて気づくことになるのです。

こうして、アデラインもウィリアムも過去ではなく、今を生きようと決意しハッピーエンドを迎えるのですが、最後に小さなサプライズが・・・。

アデラインは2回目の事故を起こし、AEDの電流により、遺伝子の時計の針が再び動き出していたのです。(この辺りがファンタジーの要素ですね)
身支度をして、鏡を見ていたアデラインは、白髪を見つけ、「perfect」と呟きました。


アデライン100年目の恋、名言チョイス

私の個人的な判断ですが、『名言』というより、心に残ったセリフなどをいくつかご紹介したいと思います!

★『second choice

名言ではなく、完全な私の気づきなのですが
second choice』という言葉の使い方です。

ウィリアムがジェニーを見て、アデラインの話が止まらなくなります。そして、まるで「忘れられない女性」のようにアデラインを誉め続けていると、奥さんが機嫌を損ねるシーンがあります。
(そりゃいい気分しないですよね。笑)

そこで女として自分は2番目と感じるという意味の、2番目、を『second choice』という言い方をされていたのです。意味を知ってから聞くと「そのまんまの意味だよな。」と思うのですが、私は初めてきいたので、「へぇ~」と思ってしまいました。

★『ニアミス

ウィリアムはある彗星を発見し、命名をしていたのですが、その星の名前は『デラ C 1981』なんですね。
家族にはエリスの大おばである「アデル」からとった、と説明しているそうですが、この『デラ』はもちろん『アデライン』からとったもの。

ジェニーはなぜ自分の母の名前を使ったのか聞いたときに(この時はまだ、ジェニーがアデラインであることをカミングアウトしていません)、ウィリアムはどちらも『ニアミス』だったから。と説明しました。

ウィリアムのセリフ
→『計算は間違っていたが、もし正しければ200年間で最も地球に近づくであろう彗星だった

かつてアデラインにプロポーズをしようとしたが、できなかった。どちらも『ニアミス』だった、と言いたかったのでしょう。
この説明を聞いているジェニーは、きっと傷をえぐられている気分でしたよね・・・。

★『もうこの辺で失われた人生を取り戻せ

ジェニーがアデラインと知り、エリスから去ろうとするジェニーにウィリアムが放ったセリフです。

個人的には一番うるっときましたね。
アデラインに一歩を踏み出す勇気を持ってほしい、自分と同じ思いを息子にさせたくない、というウィリアムの言葉の重みがありました。

★『もう想像がつかないんだ、君のいない人生なんて

エリスのジェニーに対するセリフです。ジェニーへの想いが溢れ出てのことですね。

ジェニーは、嬉しさもあり、戸惑いもあり、『私も』と素直に言えない辛さがあったのだと思います。
こんなセリフ言われてみたい!と羨ましい反面、切ないシーンでもありました。

★『彼女なしでは生きられない

ジェニーがアデラインであることに気づいたウィリアムは、ジェニーがエリスの元をメモ1つ残して消え去ったあと、車で追いかけようとするエリスに『愛しているのか?』と問い質します。

ジェニーの事情を知り、エリスの本気度を確かめる為です。『yes』と間髪入れずに答えるエリスに、もう一言『なぜ分かる?』とウィリアムが聞いた際に答えたエリスのセリフです。

文字にするとシンプルそうに見えるのですが、ハリソン・フォードとミキール・ハースマンのやりとりは、どこか見入ってしまう魅力がありました。

エリスは病院でジェニーが目覚めたときも、自分の溢れる気持ちを一方的に押し付けてしまった、と自分を責めるんですね。
こんなに自分のことを想って追いかけてくれる人、いないですよね~。アデラインの美貌を持ってでも、100年目の恋でやっと出会うのですから・・・。

エリスにカミングアウトし、やっと幸せを掴んだアデラインが、また愛する人と一緒に「老いる」ことができる喜びも取り戻し、満場一致でハッピーエンドな仕上がりとなっているのではないでしょうか。

【アデライン、100年目の恋】動画はAmazonでみれる?

現在はAmazonプライムで視聴が可能となっておりますが、見れる時期とそうでない時期とがあるので、タイミングをみてこの映画を楽しんでみてください!

ちなみに英語のタイトルは『The Age of  Adaline』となります。

この映画をみて思ったのが、似たような映画が今までにもあったな~、ということなんですが、嫌な言い方をすると、よくあるようなファンタジーラブストーリーですよね?

私が見た作品ですと、設定は違いますが、ブラッド・ピットが出演している『ジョーブラックをよろしく』や『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』を思い出しました。

ジョーブラックは少し古い作品ですが、両方ともラブファンタジーとなっております。もしアデラインが皆さん利用している動画配信サービスのコンテンツにない場合は、こちらの作品も検索してみてくださいね~。アデラインと同じくらい、おすすめの映画です!(ブラピ押し)

どうしてもゴシップガールのイメージが強いブレイク・ライヴリーですが、アデラインではまた違った女性像を演じ、この後の作品の「ロスト・バケーション」ではホラー(?)にも挑戦していらっしゃいますよ~!(サメと戦う映画です)

引き続き、ブレイク・ライヴリーの作品を紹介していきたいと思います♪


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