長瀬智也さん主演の「俺の家の話」、長瀬さんがジャニーズ事務所を退所する前の最後の作品、かつ宮藤官九郎さん脚本ということで、大変注目を集めておりますね。
私もまんまとハマってしまいました。
長瀬智也×宮藤官九郎のドラマ、思い返すとどれもハマって見ていました…
今回は「俺の家の話」の感想を踏まえつつ、過去の作品を振り返っていきたいと思います!
「俺の家の話」はおもしろい?
宮藤官九郎さんの脚本が好きな方は間違いなくハマると思います!
最初は長瀬智也さんがプロレスラーの役で、若干むさ苦しいイメージが予告であったので、見ようかどうか迷っていたのですが、「とりあえず1話」とみてしまったらまんまとハマってしまいました~!
個人的に第1話でツボにはまったセリフは
「OMTチェンジ」です。笑
OMuTsu=オムツ、ですね。笑
長瀬智也さん演じる寿一(じゅいち)は、能楽の人間国宝である寿三郎(演:西田敏行)を父にもつ観山家の長男ですが、能から逃げ出しプロレスラーへ。しかし寿三郎の介護をきっかけに25年ぶりに出戻り、跡を継ぐと決意します。
設定はよくあるホームドラマなのですが、視聴者の期待を裏切り、スピード感がある展開は、さすが宮藤官九郎さんだな、と思いました。
例えば、寿三郎のヘルパーを担当している戸田恵梨香さん演じる「さくら」は、寿三郎が危篤状態から回復をすると、寿三郎の婚約者であることを皆の前で発表されます。
不審に思った寿一の弟、永山絢斗さん演じる踊介(ようすけ)は、さくらが過去に後妻業をしていたことを知り、今回も遺産目当てで寿三郎に近づいているのではと警戒します。
普通なら、もう少しこの話題でひっぱってもいいところなんですが、さくらはあっけなく認め、むしろ開き直ってしまうんですよね。(笑)
そして、第5話が終わった時点で、相関図は大きく変わり・・・
さくら→寿一
踊介→さくら
となっております。(笑)※→は「好き」の方向です。
人間国宝の寿三郎の「クソジジイ」感も出てきて、毎回飽きない!と、私は楽しく見させてもらってますよ(^^)
5話の最後には田中みな実さんも出てきて、ゲストも豪華でございます!
「俺の家の話」見逃しはParaviでどうぞ!
最近のドラマは放送後、翌週に再放送を地上波でしていて見逃してもチャンスがあることは多いのですが、「俺の家の話」に関しては、再放送はまだされていないような気がしますね。
見逃しはParaviで!とよく言われてますが、Paraviは月額使用料が1,017円となかなかのお値段なんですよね~。
私は他のサブスクを利用していて、これ以上お金はかけたくないので、TVerの見逃し配信を利用しております!
次回放送日までにお時間がある方は、TVerをおすすめいたします!
※次回放送の開始時刻と同時にみれなくなります。
無料なので、途中広告は入りますが・・・。
私は家のテレビにFire TV stickを接続しているのですが、TVerもテレビ画面ですぐにみれるのでお持ちの方は是非ご利用ください~。
TVerのアプリを落としておけば、通勤時間など移動中にみるのもありですよね。
Paraviは2週間無料キャンペーンもやっていて、無料期間に解約も可能ですので、1話~見たい方は2週間で一気見して、解約するのも手かと♪
全話放送終了後には、すぐ再放送しそうな予感もあるのですが、長瀬さんが退所するとなると、その線も危ういかもしれませんよね。
ハードディスクの録画容量に余裕がある方は、毎週録画しておいてください!(笑)
余談ですが、私はPanasonicのブルーレイ/DVDレコーダーを使用しているのですが、スマホに専用アプリをおとしておくと、持ち出し視聴が可能なので重宝しておりますよ~!
毎週録画するも、家でみる暇がない方にはいいですよね。
他のメーカーさんもそういった機能があるかもしれないので、調べてみてくださいね(^^)
「俺の家の話」第4話が神回!IWGPファン必見!
さて、一気に盛り上がりを加速させたのが、第4話、なのではないでしょうか??
このドラマをご覧になっている方の中には、IWGPをご覧になった方も多いはず。
IWGPというドラマをご存じない方に簡単に説明いたしますと、IWGPは2000年に放送された長瀬智也さん主演の伝説のドラマなのです!!
そして、その脚本を担当されたのが、宮藤官九郎さん。
ですので、長瀬智也×宮藤官九郎=「IWGP」という方程式が成り立っております。
IWGPとは、「池袋ウエストゲートパーク」の略ですね。
とんでもない豪華キャストで成り立っておりまして、このドラマのよさを伝えるには
数行では書ききれないので、今回は割愛いたしますが、もしParaviを登録されている方がいらっしゃいましたら、是非「IWGP」も配信されておりますので、ご覧ください!
では、なぜ今回の「俺の家の話」と「IWGP」が関係あるのかといいますと、第4話で長瀬智也さん演じる寿一が、池袋に降臨するんです(^^)
タイトル通り、「池袋ウエストゲートパーク」は池袋を舞台にしているドラマなので、長瀬智也さんが池袋にいるだけで、ファンはテンションあがりますよね!
そして、寿一はただ池袋に来ただけではなく、首にはチェーンをかけ、BGMは「IWGP」、そして「IWGP」を彷彿させるセリフ!
さすが宮藤官九郎さん、色んな角度で視聴者を楽しませてくれております。
IWGPは、私にとっても大変大好きなドラマですので、第4話を神回とさせていただきました!
これを超える回はないだろうな~、と個人的に思っていた矢先、第5話も爆発的におもしろかったので、IWGPを知らない方も、問題なく「俺の家の話」楽しんでいただけるかと♪
「俺の家の話」社会問題に触れつつ全世代が共感できる
このドラマのいいところは、全てがおふざけではないんですね。緩急が素晴らしいのです。
まず、「能」。この能にからめてドラマがもちろん進行していくのですが、皆さん「能」と聞いても割ととっつきにくいイメージってないですか?
能楽について元々興味をお持ちの方、実際にされている方はまた別の見方もあると思うのですが、今まで知らなかった伝統芸を(私は能の知識が恥ずかしながら全くありません)、宮藤官九郎さんは現代風に分かりやすく、そして親しみやすく、なんなら「観に行ってみたい!」と思わせる脚本作りをしてくださっております。
そこで思い出すのが「タイガー&ドラゴン」というドラマです。
これまた長瀬智也×宮藤官九郎がタッグを組んだドラマでございますが、この時は「落語」を題材にしておりまして、このドラマをきっかけに落語ブームがきたことは、ご存知な方も多いのではないでしょうか?
私は、それこそ落語にハマるまではいかなかったのですが、間違いなく落語に対してのイメージが変わったドラマでありました。
こうやって宮藤官九郎さんなりに、日本の文化を大切に残そうとされているのかな、と「俺の家の話」を見ながら思いました。
そして、今日本で社会問題となっている「介護」問題です。
寿一は父:寿三郎の介護に悪戦苦闘しながらも、寿一なりに介護と向き合っているのですが、深刻な問題を割とポップに描きながらも、核心を突くようなセリフには視聴者も考えさせられるところがあるかと思います。
私は介護経験がないのですが、ドラマのファンの方の口コミをみていると、介護世代の方から共感を得ていたり、励まされるといった口コミが多くありました。
若い世代の方は、高校生の役をしている道枝駿佑くんに焦点をあてていたり、色んな世代や境遇の方が楽しんでいただけるホームドラマです!
個人的には、長瀬智也さんが普段の姿からはなかなか想像できない生活感を、寿一で見せてくれているのが、新鮮ですね。
もちろん、役なので長瀬智也さんでないことは承知ですが、買い物袋をさげていたり、フードデリバリーでバイトをしていたり、洗濯物を畳んでいたり・・・などなど。冷静にみると「長瀬くんも普段洗濯物をあんな畳み方してるのかな?」と微笑ましくなります。(笑)
プロレスファンの方は、「長州力さん」が本人役で出演しているところや、プロレスのシーンも所々出てくるので見どころかと(^^)
今回の撮影に向けて、長瀬智也さんがかなり体を作りこんでいることや、プロレスのシーンをスタントなしで撮影されているそうなので、長瀬智也さんのドラマへの意気込みが伝わってきますよね!
最後まで一緒にこのドラマを見届けましょう~♪
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