バリーシール“アメリカをはめた男”映画は実話?ナルコスとの違い!

アクション

「バリー・シール」映画のタイトルにもなったこの人物を、皆さんはご存知でしょうか?
アメリカをはめた男!と、もう映画のタイトルに答えが出ていますが、とんでもないことをしでかしたバリー・シールの映画と「ナルコス」というドラマとの関連について、ご紹介したいと思います!

バリーシール/アメリカをはめた男という映画は実話だった!

では早速この映画についてお話していきたいと思います。
以下ネタバレにもなるような内容がございますので、ご注意ください。
私がまずこの映画をみようと思ったきっかけは、バリー・シールを演じているトムクルーズが出演しているからです。(笑)
トムクルーズの出演作品は割とみているほうでして、また別の作品についても語っていきたいと思います・・・

この映画は、バリーシールという実在する人物を元に描かれたものです。実在する人物なので、実話を元に作られたフィクション映画、ということですね。
公開前から「実話」ということで話題にはなっておりましたが、私はこのバリーシールが起こした事件については、この映画を見るまで知りませんでした・・・。
アメリカでは当然のことのように知られている事件・人物なのでしょうか?

完結に内容をお伝えいたしますと、パイロットであるバリーシールは運転技術に優れておりましたが、裏で密輸を行っており、その技術云々をCIAに見初められて、極秘任務に就きます。
ですが、CIAからの任務を遂行する傍ら、コロンビアの犯罪組織から麻薬密輸業を始めるようになります。
その後銃の密輸にも手を付け、巨額の富を得るわけですが、もちろんバレない訳がなく、ピンチを乗り越えながらも、密輸業から手を洗うことができないバリーシールの生涯を描いた作品となっております。

普通に考えて、CIAの目を盗んで犯罪組織と手を組むなんて、相当な根性がないとできないことですよね。(笑)
まあそれを見込んでCIAはバリー・シールを雇ったのかもしれませんが、このバリー・シールという人物のクズな部分を、トムクルーズがまたいい感じに仕上げてくれております!
映画はテンポよく進んでいき、バリー・シールという人物像そのものが映画のテイストになっているかのような、とんでもない悪事をポップにみせてくれています。
このテンポの良さとポップさがなければ、少し見るのがしんどい映画になっていたかもしれません。

実際はバリーシールがどんな人物であったかは分かりませんが、写真はネットに出回っておりますので、気になる方は検索してみてください。
最初に言っておきますが、トムクルーズには到底及びません。(笑)


バリー・シールの最後は?死因などネタバレ注意!

先程ご説明差し上げた通り、バリー・シールはCIAの目を盗んで犯罪組織「メデジン・カルテル」の依頼で麻薬の密輸を行っていましたが、その他の悪事がエスカレートし、遂に逮捕。
これまでか・・・と思った矢先、国側について麻薬の密輸の証拠をつかむことを条件に、釈放されたのです。つまり、今まで犯罪組織側に媚びへつらっていたバリーシールが、自身の保身のため、裏切るということです。

この時点で、バリー・シールは覚悟をしていたのかもしれませんね、自分の最後が近づいていることを。
映画では確か、実際の死因と同じく、メデジン・カルテルのボス、パブロが雇った殺し屋による銃殺だったと思います。

バリーシールは46歳で生涯を終えましたが、こんなスリリングな人生を歩んだ人間が他にいるでしょうか・・・。映画をみて率直に「とんでもない男だな。」と思いました。(笑)
1986年に殺されたのですが、バリーシールは70年代後半から悪事に手を染めていたので、およそ10年もの間、こんな非日常的な生活を送っていただなんて、想像できるわけがないですよね。

有能なパイロットであったことから、バリーシールは他の人とは違う「才能」があったことは確かだと思いますが、その才能が間違った方向に使われてしまったことは残念ですね。

バリーシールの人生は太く短かったかもしれませんが、これほど長く語り継がれて“伝説”となっていることから、これからもバリーシールは語り継がれていくのでしょう。


バリーシール撮影中の事故!けが人は?

この映画の撮影中、飛行機事故のニュースが日本にも流れてきたことを覚えていますか?

最初、私はトムクルーズが乗っていた飛行機が墜落したのかと思い、すごくショックをうけた記憶があります。
ですが、実際はトムクルーズが乗っていたわけではなかったので、当時の私は「あ、よかったー」と、安堵してしまったのですが、この事故によって2人が亡くなって、1人は重症を負っていたのです。

この事故により遺族の方が訴訟を起こしているそうですが、解決しているのかは不明です。
訴訟に至った経緯として、事故は突風によるもの、という情報もありましたが、この映画の撮影自体、とても危険度が高かったそうです。

バリーシールはパイロットですので、メインはもちろん飛行機での空中撮影ですよね。映画の中でもバリーシールは危険を冒して密輸業を行っています。
訴訟の対象に監督だけでなく、トムクルーズも入っているのですが、トムクルーズといえば、過激なアクションをスタントマンを使わずに行うことで有名です。
遺族側が「トムクルーズにも責任がある」としていることから、リアルさとアクションをトムクルーズが追求しすぎたせいである、ということなのかもしれません。

確かに、リアルさを追求することによって臨場感あふれる素晴らしい作品になることは、間違いないと思います。実際、バリーシールという映画もリアルな空中撮影のお陰で、よりスリリングな仕上がりになっていると思います。
何気なく「すごいな~」と思っているシーンも、演者だけでなくスタッフが命がけで撮影されたものだと思うと、何だか複雑な気持ちになるのは私だけでしょうか。

詳細を知らない私が憶測だけで発言するのはよくないですが、もし、自ら望んで命をかけて撮影をしていたのであれば、遺族はたまらなくても本人は自分が思う画が撮れたのであれば、本望かもしれません。
ですが、本人も危険性を訴えて撮影に難色を示していたとなれば、話は別物です。

改めて私たちに届けられている作品は、アクションに限らず、作品に携わっている方全員の命が吹き込まれているのだな、と考えさせられました。


バリー・シールはナルコスに似てる?

Netflixオリジナルの「ナルコス」というドラマをご覧になった方は、あれ?これバリーシールじゃない?と思われた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
めっちゃ内容似てる!と思ったかもしれませんが、似てる、ではなく、同じです!(笑)

バリーシールという映画はタイトル通り、バリーシール中心にストーリーが展開されますが、ナルコスというドラマは、バリーシールに麻薬の密輸を依頼する犯罪組織「メデジン・カルテル」のボス、パブロに視点を置いているドラマとなっております。
つまり、メデジン・カルテルと麻薬取締局との攻防について描かれていると思うのですが、バリーシールが実在の人物であったことから、ナルコスも実在する人物から作成されたドラマということになります。

現在(2020年8月)Netflixでは
・ナルコス/シーズン1~3
・ナルコス~メキシコ編~/シーズン1~2
が配信されております。
メキシコ編ではキャストが一新されているそうですよ!
私もこちらは見たことがないので、Netflix解約する前に見てみたいと思います!
見終わったらまた記事にして、詳細お届けしますね。


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